6部視点で描かれた3部DIOが主人公のジョジョの小説「OVER　HEAVEN」読みました。
アマゾンでのレビューがボロックソに書かれていたので、興味に勝てず購入ｗ

まあ正直、某遊べる本屋さんに1冊だけ置いてあって、その表紙のかっこよさに惹かれたっていうのが本音ですがねｗ

↑表紙。かっけえええええ

で、読み終わった感想ですが。
面白かったです。
内容について簡単に言うと、百年の眠りから覚めたDIOの反省日記かつ、「天国」へ行くにはどうしたらいいのかという哲学めいた手記、幼少期の両親への思い～1部の結末に至るまでの自分の行動に対する評価。
長くなりましたけど、実際にそんな感じの内容です。
漫画では帝王っぷりをいかんなく発揮し、自信に溢れた姿が印象的な彼が、この小説でははっきりと弱い面、情けない面を自己評価。
外には出せない顔が描かれていて、その、なんていうか、

か　わ　い　い　な　あ　と　感　じ　て　し　ま　っ　た

というか・・・
あれですね、意外な一面を見たといいますか。
人間やめちゃっても、心は人間くさくて不器用なんだなあって。DIO様に親近感を覚える日が来るとは・・・ｗ
一日一日の日記が面白くて、最後のページの「明日書くことにしよう」の言葉の隣に、空白の１ページがあることの喪失感。
今更「ああ、死んだんだった・・・」などと、唐突に実感。
・・・寂しくなりました・・・

アマゾンのレビューで色々言われていますけど、DIOのファンとしてはかなり満足な作品です。
DIOへの好感度更に上がりましたしねｗ

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